今回は、初めてのハワイへの一人旅を検討している人に伝えたい情報です。
私は、2018年1月に出張目的でオアフ島のワイキキを一人旅で訪れました。その際、ハワイアン航空の羽田ーホノルル間の便を利用しました。そして、一人でハワイを訪れるにあたり、行きの羽田空港では、「ちょっと寂しいと思うタイミングがあった」と言うことを次の記事でご紹介しました。
「では、帰りのホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ空港)を一人で過ごした感想はどうだったか?」と言うのが、今回お伝えしたい内容です。
行きで寂しさを感じた3つの瞬間
まず、前回の記事、つまり、ハワイへの一人旅において、行きの空港でどのような時に寂しさを感じたか、をおさらいしますと次の通りです。
- 荷物を預けるレーン待ちの時
- 搭乗ロビーで待機している時
- 搭乗して飛行機が出発するまで
行きの空港では、上記のタイミングで、目的地がハワイ行きのカップルや家族などのウキウキしているグループに囲まれる中、自分は一人であることを意識することになり、寂しさを感じることになりました。
荷物を預けるレーン待ちの時
一方で、この時、帰りのホノルル空港を一人で過ごした感想としては、結論として行きで感じたような寂しさはありませんでした。その理由をご紹介しますと。
まず、ホノルル空港のチェックインカウンターで荷物を預けるタイミングにおいては、「周りを同じ目的の日本人旅行客のグループに囲まれる」と言うことがありませんでした。行きの羽田では、荷物を預けるレーン待ちの際、「これからハワイに行きます!」とワクワクしている様子の日本人の旅行者のグループに周りを囲まれたので、寂しさを感じました。
一方、私が訪れた15時台のホノルル空港のハワイアン航空のチェックインカウンターは、ほとんど行列ができておらず、ガラガラでした。結果、周りを日本人の旅行客に囲まれるようなことがなく、寂しさを感じませんでした。
ただ、これがJALやANAなどを日系の航空会社を混雑する状況(時間帯や繁忙期)で利用した場合は、別だった可能性があります。と言うのも、その場合は、荷物を預ける行列待ちができ、周りを日本人旅行者に囲まれる可能性があるからです。
搭乗ロビーで待機している時
次に、搭乗ロビーで待機しているタイミングです。行きの羽田空港では、これから搭乗手続きが始まる前の段階で、搭乗ロビーで待機している時に寂しさを感じることになりました。
と言うのも、その搭乗ロビーで待機している人は、基本同じ便、つまり、ホノルルを目指している人だったからです。特に今回利用した羽田空港の国際線の搭乗ロビーの143番の搭乗ゲートは、寂しさを感じやすい雰囲気となっていました。このゲート近くの座席は、「その便利用者専用のエリア」と言う環境になっていたからです。
このゲートは、エスカレーターを下った先の独立した空間となっており、そこで待っている人は、全員同じ便の利用者となります。つまり、そこに一人でいると、周りから「この人は、ハワイに一人で行く人なんだな」と言うことが、丸わかりになります。結果、寂しさを感じました。
一方、帰りのホノルル空港において。こちらでも、利用する便の搭乗ゲート最寄りのエリアは、帰国する日本人旅行者だらけとなっていました。ただ、ホノルル空港の場合は、平面的につながった別のゲート(例えば、隣のゲート)近くの椅子も利用しやすいです。そのような空いているゲート近くであれば、周りを日本人旅行者に囲まれることもなく、寂しさを感じませんでした。
行きの羽田の143番の搭乗ゲートでは、隣のゲートの椅子を利用しようとすると、エスカレータで上ってまた下って、と言う移動の手間がありました。なので、空いていたとしても、ホノルル空港のように手軽に隣のゲートの席を利用する気にならなかったんですね。
搭乗して出発するまで
最後に、日本に帰る飛行機に、実際に搭乗して出発するまでのタイミングです。これは流石に、自分が一人で過ごす中「周りを日本人旅行者に囲まれる」と言う状況を避けることはできませんでした。
なので寂しさを感じる人は感じるタイミングとなるはずです。ただ、今回のケースでは、私は、そのような寂しさを感じませんでした。と言うのも、帰りの時は、周りの乗客に対して、「同じタイミングでハワイを訪れた同志」と言うアロハな心境になっていたからです。
また、寂しさを感じる以上に、旅の疲れを感じていたこともその理由です。そのため、飛行機が出発するまでは、周りがどうあれゆっくり休むことになりました。
と言うわけで、帰りのホノルル空港を一人で過ごした結論としては、行きの羽田空港で感じたような寂しさはありませんでした。