今回は、ハワイ旅行でオアフ島のヒルトン・ハワイアン・ビレッジにある宿泊施設、グランド・ワイキキアン(以下、ワイキキアン)に初めて宿泊する人に伝えたい情報です。
私は、この記事を書いている直近では、2019年1月にワイキキアンに宿泊しました。その際、「チップ用に1ドル札を作りたい」と考え、ワイキキアンのフロントで両替できるのかを試しました。
その時の体験をご紹介します。
ワイキキアンのフロントで両替してもらえた
結論から述べますと、私が2019年1月に滞在した時は、ワイキキアンのフロントで10ドル札を1ドル札に両替してもらえました。
その時に対応してくれたフロントのスタッフは、英語のみでの対応でしたが、それをお願いするのは難しくありませんでした。10ドル札をフロントのスタッフに見せながら、「テン、ダラーズ、プリーズ」と言うことでそれが伝わったからです。
もちろん、英会話が得意で、「お金を細かく両替して欲しい」と伝えられる方は、そのように伝えて構わないです。一方、苦手な人は、私のように伝えた方が簡単にできます。
また、フロントに行くタイミング次第では、日本語対応ができるスタッフがいる可能性があります。私が宿泊した時も何度か見かけたことがありました。そのタイミングを見計らってお願いする方法もあります。
ワイキキアン宿泊でチップ用に1ドル札が必要なったタイミング
では、ご参考として、ワイキキアン宿泊でチップ用に1ドル札が必要なったタイミングをご紹介すると。
まず、ワイキキアンのベルデスクに預けた荷物を部屋まで運んでもらった時がありました。ワイキキアンは、ホテルと違い、チェックイン時に荷物を部屋までスタッフが運んでくれるようなサービスが標準ではありません。
それをお願いしたい場合は、ワイキキアンの車寄せ前にある、ベルデスクのスタッフに別にお願いする必要があります。そして、その荷物を運んでくれたスタッフに対して、感謝と労いの意味を込めたチップを渡す必要があります。
ちなみに、私がワイキキアンのベルデスクに荷物を運んでもらうようにお願いした時、その受付をしてくれたスタッフから「荷物を運んだスタッフにチップを渡してくださいね」と念を押されました。なので、「このタイミングでチップを渡す文化を知らない旅行者が多いのかもな」と思いました。
また、そのベルデスクに荷物を運んでもらった時のチップの額について。ワイキキアンのフロント近くにいた日本語でサポートしてくれるスタッフの方(おそらく、コンシェルジュの方)によると、スーツケース2個とチャイルドシートの合計3つの荷物に対し「3ドルで十分ですよ」とのアドバイスでした。
ただ、チップの額には正解はなく、その上、その相場は物価で変わる話です。ので、この額は、あくまで2019年1月当時そうだったという参考程度に考えてください。
部屋のクリーニングをしてくれたスタッフへのチップ
ワイキキアン宿泊でチップ用に1ドル札が必要になった別のタイミングとしては、宿泊していた部屋のクリーニング日がありました。
私は、ワイキキアンに5泊したのですが、その途中1回部屋にクリーニングが入りました。そのクリーニングをしてくれたスタッフに対するお礼としてのチップが必要になったわけです。
また、ご参考までに、そのチップの額について、私がハワイ在中の方にその相場を尋ねてみたところ。「広い部屋だったら、1ベッドあたり3ドル〜5ドル渡すアメリカ人もいますね」という方も入れば、「私は、大体いつも1ベッドあたり1ドルです」という方もいました。
2018年1月1日のデータによると、ハワイ州の最低賃金は、時給10.10ドルなのだそうです。とすると、1部屋のクリーニングに1時間かかったとして、10ドル追加でチップを貰えれば、やる側としては嬉しいはずですよね。時給が倍になるようなものだからです。
この辺りを総合的に勘案して、どれくらいのチップを渡すかの方針を自分なりに決めることになります。