ワイキキ泊でAirbnbとタイムシェアを利用した体験の比較

今回はハワイ旅行でオアフ島のワイキキに滞在するにあたり、フルキッチン付きの部屋に宿泊したい人に伝えたい情報です。

私は以前そのようなワイキキのフルキッチン付きの部屋にAirbnbを利用して宿泊したことがあります。

その体験とヒルトン・ハワイアン・ビレッジにあるタイムシェアの宿泊施設、グランド・ワイキキアンに宿泊した体験の比較をご紹介します。

利用した時期、建物、状況の概要

まず、私がAirbnbとタイムシェアでワイキキに滞在した時の概要(時期、建物、状況)をそれぞれご紹介しますと、次の通りです。

  • Airbnb: 2016年10月、ワイキキ・バニアン、私・妻・子供(2歳)
  • タイムシェア: 2019年1月、グランド・ワイキキアン、私・妻・子供(4歳と0歳)

Airbnbで宿泊したのは、ワイキキ・バニアンと言う、ワイキキの南東側にある建物です。ご参考に次のリンクから、Googleマップでその位置を確認できます。

Googleマップでワイキキ・バニアンの場所を見る

ちなみに、この記事を書いている現在その建物の名前は、Googleマップ上「アストン・アット・ザ・バニアン」となっています。

ワイキキ・バニアンに滞在したのは、時期としては2016年の話で、私と妻と当時2歳の上の子の3人で宿泊しました。宿泊した部屋タイプは、デラックスオーシャンビューで、窓からダイヤモンド・ヘッドが一望できる素晴らしい眺望の部屋でした。

一方、タイムシェアとしては、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内にあるタイムシェアの宿泊施設、グランド・ワイキキアン(以下、ワイキキアン)に宿泊しました。次のリンクから、Googleマップでワイキキアンの位置を確認できます。

Googleマップでグランド・ワイキキアンの場所を見る

ワイキキアンに滞在したのは2019年1月の話で、私と妻、4歳児と0歳児の4人で宿泊しました。宿泊した部屋タイプは、1ベッドルーム・プラスで、部屋からの眺望はほとんどがビル、端の方にチラッと海が見えるという部屋でした。

タイムシェアの方が全般的に安心感があった

この2つの宿泊体験において、どちらも共通しているのは、小さい子連れでの家族旅行ということです。つまり心理的には、安心感を重視していました。その前提でAirbnbとタイムシェアに宿泊した体験を比較しますと。

タイムシェアの方、つまりワイキキアンに宿泊した体験の方が、全般的に安心感がありました。「全般的に」というのは、予約段階から、チェックインしてチェックアウトするまでの一連の流れをイメージしています。

なぜタイムシェアの方が安心感があったかというと、私が宿泊したワイキキアンは、ヒルトンという大手ホテルグループが運営しているものだったからです。予約からチェックイン、チェックアウトまで、ヒルトンのホテルに泊まるのと変わらないサポートを受けられ安心でした。

提供している部屋数も多く、何か問題があったとしても、別の部屋を用意することが可能だろう、という安心感がありました。また困ったことがあれば、ワイキキアンのフロントに直接行って相談できる点にも安心感がありました。

やはり小さい子連れということで、この安心感はよかったです。

Airbnb利用で感じた不安

一方で、Airbnbで宿泊したワイキキ・バニアンは、実際に現地に行って鍵を受け取る瞬間まで、「このホストはどう言う人なんだろう?」と不安を感じることになりました。

というのも、私が宿泊したワイキキ・バニアンの部屋は、Airbnb上のホスト名から、個人オーナーのように見えたからです。なので、「万が一、部屋に問題があって使えない」のような事態が発生した時、ちゃんとサポートしてもらえるんだろうかと不安を感じました。

実際には、この時のホストは、ワイキキ・バニアン内に事務所を構える不動産会社のスタッフでした。ので、その点では、個人オーナーの物件より安心できたのですが、それは実際にチェックインするまで分かりませんでした。

ワイキキ・バニアンにもホテルのようなフロントがありましたが、Airbnb利用の宿泊者はそのサポートを受けられないように思われました。Airbnbの場合、直接その部屋の鍵をホストから預かって、その部屋を利用することになったからです。

そのため何か困ったことがあったときは、ホストにAirbnbのアプリを通じて質問したり、相談したりすることになりました。

Airbnbでハワイ宿泊は法的に問題ないかの不安がいつもある

またAirbnbでハワイに1週間、2週間程度の期間でコンドミニアムに滞在するにあたり、私がいつも不安に感じるのは、「法的に問題ない物件なのか」という点です。

この記事を書いている直近では、ハワイでは、2019年8月から、短期(30日未満)で滞在させるバケーションレンタルを取締る法案(Bill 89)が、施行されワイキキの一部の施設が対象になっています。

そして、私がAirbnbで宿泊したワイキキ・バニアンについては、その取締対象を一時的に免れたことが、2019年10月にハワイの地元新聞の記事になっています。次の通りです。

Star Advertiser: Waikiki Banyan gets temporary stay from short-term rental enforcement

一時的に免れたわけですから、免れなかった可能性も十分にあったということですね。

というわけで、私は、Airbnbでハワイに滞在する場合、「予約が取れたと思った宿泊先が、法的に何か問題があり急に宿泊できなくなる」という可能性があることを捨てきれず、その不安をいつも感じてしまいます。そのため、小さい子連れでの安全志向で滞在先を探すなら、タイムシェアの方が向いていると感じました。

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