今回は、オアフ島のノースショアにあるポリネシア・カルチャー・センター(以下、PCC)を一人で訪れる予定の人に伝えたい情報です。
この施設には、カヌーツアーというアクティビティがあるのですが、「一人で乗船すると、ちょっと寂しさを感じる可能性がありますよ」というのが、今回、お伝えしたい内容です。
移動にも便利なカヌーツアー
では、PCCのカヌーツアーから、簡単にご紹介します。このアクティビティは、この施設内のラグーンと呼ばれる川のような水辺を、カヌーに乗って移動するものです。カヌーツアについて詳しくは、次のリンクからPCCの日本語公式サイトで確認できます。
また、この記事のトップの写真では、まさにそのカヌーツアーのカヌーの様子が確認できます。ご覧いただくと、カヌーといっても、一人乗りや、二人乗りのような小さいものではなく、十人以上が乗れる大きなカヌーとなっているのがわかります。そして、このカヌーには、PCCのガイドスタッフも一緒に乗船し、カヌーからの景色を見ながら、この施設について楽しく解説してくれます。
PCCの敷地は、5万坪の広さでその敷地は細長い形をしており、端から端まで歩くとそれなりの距離になります。そのため、例えば、カヌーツアーの乗り場の1つである、一番奥側のハワイ村近くの乗り場から乗船すれば、帰りの足として便利に利用できます。
一人で乗ると寂しさを感じる理由
私は、2018年1月にPCCを初めて訪れた際、このカヌーツアーを一人で利用しました。その際、「PCCのカヌーツアーは、一人で乗るとちょっと寂しさを感じるな」と思うことになりました。
なぜかというと。上で、このツアーでは、PCCのガイドスタッフも一緒に乗船し、カヌーからの景色を解説してくれることをご紹介しました。そして、そのガイドのトークには、乗船しているお客さんに行動を促すようなものがあります。
例えば、ラグーンにかかる橋の下をカヌーが通過するときには、「両手を挙げてください!」のようなことを指示されることがあるわけです。
そして、私が乗船したときは、そのようなガイドからの指示の一つに、「隣に座っている家族とキス!」という指示がありました。そのため、一人で乗っている人は、ちょっと気まずい思いをすることになりました。キスをする相手がいない上、それが丸わかりになるからです。
結果、一人の寂しさを感じることになりました。
便利なので一人乗船する価値はある
というわけで、PCCを一人で訪れる人は、カヌーツアーに一人で乗船するとこのような思いをする可能性を、事前に知っておいた方が良いです。
ただし。PCCにおいて、カヌーツアーのガイドをするスタッフは、たくさんいます。なので、そのガイド次第で、お客さんへの指示も含めて、解説の仕方が変わる可能性はあります。つまり、私が体験した、「隣の家族とキス!」のような演出も、ガイド次第では指示しない可能性はあります。
また、最初に述べたように、このカヌーツアーは、細長いPCCの敷地内の移動手段として、本当に便利です。特に、広い敷地を端から端まで歩いて疲れているときの帰りの足としては、嬉しい存在です。
なので、多少寂しい思いをする可能性があろうとも、割り切って利用する価値はあります。そして、事前に「一人で乗ると寂しい思いをするかも」という想定があれば、その寂しさも軽減できます。