ホノルル空港に到着後すぐSIMフリースマホを使いたい人が知っておくべきこと

今回は、ハワイ旅行に、日本からSIMフリースマホを持参する人のうち、「ホノルル空港についたらすぐにスマホを使いたい」と言う人に伝えたいご注意点です。

ホノルル空港ですぐに使いたい場合は日本から準備する

では、早速始めましょう。これまでこのサイトの『SIMフリースマホ』のカテゴリでは、ハワイに持ち込んだSIMフリースマホで使うための、ハワイのプリペイドSIMをご紹介しています。

で、ハワイで使えるプリペイドSIMの準備方法として、簡単にまとめると。

  • ホノルル空港に着いてすぐに使う場合は、ZIP SIM(旧Ready SIM)か、H2O WirelessのSIMを日本で用意し持ち込む
  • そうではない場合は、ワイキキのショップか、アラモアナ・センターのat&tやRadio Shack、ほかウォルマート、などで、プリペイドSIMを契約または購入する

と言う感じです。つまり、ホノルル空港に到着後、すぐに使いたい場合は日本からプリペイドSIMを準備する必要があります。

日本から準備する必要がある理由

では。なぜ日本からプリペイドSIMを準備する必要があるのかというと、ホノルル空港でプリペイドSIMを契約することも、購入することもできないからです。

で、ほかの空港を訪れた経験がある方の中には、「わざわざ日本から準備しなくても、到着したホノルル空港でプリペイドSIMの契約ができないの?」と思う方もいるかもしれません。

たとえば、上海の上海浦東空港のように、到着した空港で旅行者がプリペイドSIMを契約できる空港もあります。

ところが。ホノルル空港では、それができないんですね。これは、「ホノルル空港でもプリペイドSIMを売っているけど、空港価格でお得じゃないから買うべきではない」と言うことではなく、本当に売っていません。

ホノルル空港では、到着ロビーに着いてから、入国審査を抜け、手荷物受取をするまでの間に、プリペイドSIMを扱う売店や契約カウンターがありません。また、荷物を受け取った後、税関を抜け、出口を抜けた先にも、同じくありません。

例外として。ホノルル空港の「出発」ロビーにある、Best Buyの自動販売機では、Sim TravelerのプリペイドSIMを扱っているのを見たことがあります。ですが、到着ロビーから出発ロビーに移動する人は普通いません。

また、私が見たときは、その自動販売機で売っているSim TravelerのSIMは、通話専用のものしか扱っていませんでした。一方でスマホを持ち込んだのに、データ通信ができないと困りますよね。(2016年8月9日追記、この記事のコメント欄に、RKさんからホノルル空港で買えるSim Travelerについての使用感をご連絡いただきました。ぜひご覧ください。)

と言うわけで。ホノルル空港に着いて、すぐにSIMフリースマホを使いたい場合は、日本からハワイで使えるプリペイドSIMを用意する必要があります。

ホノルル空港にはfreeのWi-Fiもない(2017年12月から無料のwifiが使えるようになりました)

2017年12月26日追記

2017年12月14日からBoingoという無料のwifiサービスがホノルル空港で使えるようになりました。

2017年12月14日からホノルル空港で無料のwifiが使えるようになった

以下は、それが使えなかったことを前提に書かれたものですのでご注意ください。

さて、日本から持ち込んだSIMフリースマホをホノルル空港ですぐに使いたい人は、ネット上にハワイ旅行に必要な情報を保存し、到着後に「それを見たい」と言う理由が大きいのではないでしょうか。

そして、その目的だけであれば、ホノルル空港で提供している、Wi-Fiサービスを利用する方法があります。

・・・ですが、空港が提供しているWi-Fiサービスは、この記事を書いている2015年現在、無料ではありません。またその利用料金も割高です。そのため、ホノルル空港の有料Wi-Fiは、「どうしても緊急にネットを使う必要がある」ようなケース以外には、あまりオススメできません。

結果として。ホノルル空港に到着後すぐに持ち込んだSIMフリースマホでネットを使いたい場合。やはり、日本からハワイで使えるプリペイドSIMを持ち込む方法が、オススメです。

ワイキキに移動してからは選択肢が広がる

最後に、ホノルル空港ですぐにSIMフリースマホを使うことを諦めた場合。その場合は、ワイキキに移動してから選択肢が広がります。

例えば、ワイキキにあるHoku Wirelessと言うショップに行けば、ハワイで使える複数のプリペイドSIM業者から、選ぶことができます。その中には、上で「日本で準備できる」ご紹介したZIP SIM(旧Ready SIM)やH2O Wirelessも含まれます。

また、ワイキキから近いアラモアナ・センターかカハラ・モールのat&tの直営ショップに行けば、Go Phoneと言うプリペイドプランを契約することができます。

ZIP SIMやH2O Wirelessは、アメリカの大手キャリアのMVNO業者のサービスです。一方、GoPhoneは、大手キャリアの1つであるat&tが、直々に運営するプリペイドサービスです。

私の実体験では、「MVNOだから繋がりにくい」と言う経験はありません。が、「大手のサービスのほうが安心」と言う方は、at&tのGoPhoneを契約する方法もありますね。実際、私は、at&tのスタッフのサポートが役立った経験もあります。

ちなみに、ワイキキには、無料のWi-Fiスポットもあります。とりあえずネットを使いたい時には、それを利用するのも1つの方法です。

ほか、ワイキキにあるクレジットカード会社のラウンジや、旅行代理店のラウンジでも、無料のWi-Fiが提供されることが多いです。それも事前に確かめておくのがよいですね。

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